300坪と聞くと「広いな〜」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、農業においては1反(約300坪)は農業の面積単位ではほぼ最低単位。
他の農家の人からは、笑われてしまうほどの小さな小さな私たちの城なのです。
土地も施設も持たずにゼロからのスタート。やっと手に入れた小さな私たちの城です。
都会育ちの脱サラ農家は、知恵と根性で日本一のマンゴー栽培農家を目指し
この城で最高のマンゴーを今年も作っていきます。
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ハウス内は、年中トロピカル。自慢のハウスです。
花の栽培用に開発された、屋根のてっぺんまで
が6m もある換気にとても優れたハウスです。
夏場に温度が上がりすぎると、実が早くに熟して
しまい、私たちが目指す味にはなりません。
夏場の温度上昇時にこのハウスの優れた構造が
威力を発揮します。
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手を入れなければ、何十メートルにも伸びるマンゴーの木。をこの限られた空間に収めるためにはいろいろな苦労があります。
初めてやってきた苗は直径5センチほどの弱弱しいものでしたが、いまではすっかり貫禄の幹になりました。
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尺鉢(直径30cm)と呼ばれる鉢植えの苗です。
この小さな鉢に植えた木でも、5から7個の実を採ることができます。尺鉢では小さくなった木は、さらに大きな鉢へ植え替えます。 |
内容量が80リットルなので通称「80リットル鉢」。
これ以上大きな鉢には移植することはなく、この鉢でマンゴーの木は生き続けるのです。
小さな鉢の中ででもマンゴーは成長を続けており、
今年もおいしい実をたくさん着けてくれることでしょう。 |
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