最近話題のパッションフルーツ

 トロピカルフルーツの中では入門用と言った感じのパッションフルーツ。栽培、繁殖は簡単な方です。
霜に注意すれば鹿児島南薩では路地で越冬可能です。
我が家のマンゴーハウスにある鉢植えのパッションは、すでに3年目の夏を迎えます。春先と秋口に開花し、それぞれ夏、冬に完熟します。やはり実としては夏実が糖度も高く、おいしいです。冬実は酸味が抜けにくいので、生食よりはジュースなどに加工するとおいしくいただけます。
 豊富なビタミンA と、ちょっと苦いのですが、種を飲み込まずにがりがりとかじればダイエット効果が高いリノール酸を種から取れるという最近の話題です。

花トケイソウ

 頂き物のトケイソウです。受粉すれば通常の栽培品種より大きな実が成るらしいのですが、クローン栽培によってできた苗だとのことで、この苗とこの苗から繁殖させた苗は受粉しません。我が家では観賞用として栽培しています。

トケイソウ大輪系の花です(4月2日撮影)

クダモノトケイソウ

 パッションの生食は酸味もあるのですが、糖度は18度程度とかなり高いので、味は濃厚です。果汁100%のジュースはとてもおいしく、香りもトロピカルでかなりいけています。甘すぎるオレンジジュースなどに4分の1から半分程度入れてあげると、味がしまり、風味も増して良い感じです。
 果皮は最初緑で、完熟期には紫に変わりますが、収穫後果皮がベコベコにへこんできた頃が食べごろです。果皮がきれいに張ったままで食べると酸味が強く残ります。果皮に凹みが出る頃には、具合良く酸味が切れています。

パッションの人工授粉 4月20日

パッションの実 4月25日




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